2019/09/09 18:03


こんにちは。 アコです。

関東にお住まいの皆さん、台風大丈夫でしたか?

うちは被害を被り凹んでいます。。。


さて、本日はArte de acoの大人気商品、シルクストールの

シルクについて詳しくご紹介したいと思います。



▼ はじめに



みなさん、宝石やワインのようにシルクにも等級があるのはご存知でしょうか?

Arte de acoでは、信頼のおける福井県の創業60年の絹織物工場さんより

最高級品質を示すA6ランクのシルクのみをセレクトしてストールにしています。

※福井の伝統産業は絹織物です


シルクはとてもデリケートな繊維です。

桑畑から養蚕、製糸、製織と、人の『手」によって丁寧に作り上げられます。

生き物だから時に機嫌の悪い時もあり、糸切れ、糸フシなど欠点に繋がります。


こちらの工場では、そのような欠点をより少なく抑えるため

原料である繭、生糸を取り扱う仕入先と密に連携をとり

品質の良い6Aランク以上の原料を安定的に確保できるように努められています。


また製織は、職人の高度な技術と経験によってクオリティの高い生地を生産されています。


▼ 6Aランクのシルクとは



天然繊維のシルクは、糸の太さのバラつき、

フシの多さ、強度、伸張製によって

2A.3A.4A,,,と5段階にランク付けされます。

一般的にカジュアルブランドがしようするのはA4、

ハイブランドが使用するのがA5と言われていて

最高品質のA6ランクを使用するのは、世界のトップメゾンばかりです。


Arte de acoのストールがいかに品質に拘り、

アートを楽しめるプロダクトなのかを

実感して頂けるかと思います。


▼ そもそもシルクとは

シルクとは、天然繊維の中で唯一の長繊維です。

桑の葉を食べ成長した蚕は、約3d(デニール)という極細の糸を、

なんと約1,200mも吐き続け繭を作り上げていきます。


デニールって、糸の太さを表す単位ですが、日本人の平均的な髪の毛の太さが

50〜60dほどです!!!

3dって本当に細いですよね!!!


シルクはタンパク質から出来ており、蚕が分子を引き伸ばしながら

2本引き揃えに作った繊維を『フィブロイン』、

その表面を水溶性の『セシリン』というタンパク質で覆われてできた構造になっています。


吸湿性、保湿性に優れ、冬は暖かく、夏は涼しい、UV効果も兼ね備えた

肌に優しい繊維です。

シルクストールはオールシーズン寄り添ってくれるのです。


本物だけが生み出す、上品な光沢、滑らかな風合いと適度なコシ、

そしてストレスのない肌触り。

自然の恵を受け、人の手によって作りあげられる『シルク』は

とても神秘的な繊維なんです!!


手から手へ。沢山の工程を経て絹は作られます


桑畑から

蚕は餌となる天然の桑の葉を食べ、約7〜8cmまでに成長します。






桑の葉を食べ成長した繭は、マブシという仕切られた部屋へ移動し
頭を八の字に振りながら糸を吐き出し繭玉を作り始めます。





生糸
製糸工場に移された繭は、汚れがないか、大きさが均一か
1粒1粒丁寧に仕分けされます。
そのあと、繭から解した糸を何本かの合わせ、
ある程度の太さに作り上げ、生糸が完成します。

シルクは世界シェアの約90%が中国で生産されています。
その中でも厳しい品質基準をクリアした6A クラス以上の上質な生糸を使用しています。

※中国国家期間である、商検局によってランク付けされた6A以上の生糸を使用




整経・製織

糸操りを終えた生糸はタテ糸とヨコ糸に分けられ、
タテ糸は1本1本最新の注意を払い製経へ、ヨコ糸は管巻きへと進み、
織り機に掛けられ様々な組織、風合いに織り上げていきます。
生機を検反したあとは、精練加工に入ります。


精錬


織りあがった生機は、精錬工程へと移ります。

手作業でじっくりと時間をかけて精錬し、糸の表面を覆っているセリシンを落とします。

その後、水洗→乾燥→幅だし仕上げと工程を進み、

ようやくシルク本来の光沢と滑らかな風合いを生み出します。



▼秋はアートを身に纏う

いかがでしたか?

このような工程を経て出来あがたシルクストール。

何も聞かずに見ていた時より愛着がわきませんか?


絵とは、飽きることなく自分の感性に寄り添ってくれるものだと思っているので

プロダクトにする時の素材にも同じ想いで、ずっと寄り添ってくれる本物を選びたかったんです。


これからオシャレを楽しめる秋がやってきますね!

Arte de acoでは、3つの作品をストールに起用しています。

どれも素敵なアートですので、ここでご紹介いたします!!


①『freedome,happy.power,wish』

ピンクとパープルが絶妙に合わさった作品です。

ピンクは甘すぎてあまり取り入れれない、という方にもオススメです。



②『Let go』

爽やかで涼しげな作品ですが、3つの中で一番いろんな表情を楽しめます。
はっきりしたオレンジや、紫のエッジの効いた表現が印象的です。

③『Grouth of the soul」

アート感の強い印象。
盛り上がる躍動感の強い表現。
ゴールドと木炭で表した黒線がシックでカッコイイ




まとめ

いかがでしたでしょうか?

秋に身に纏いたいアートはありましたか?

好きなアート、良い素材、

自分が心地良いモノを身に纏う。

これこそArte de acoが 絵のある生活 で目指したいことです。

ぜひ、お好みのアートを身に纏い、

芸術の秋のお出かけを楽しんでみてください!